プロフィール

発達障害・栄養カウンセラー/管理栄養士 巴由紀子

1972年神奈川県横浜市生まれ。香川県で小中高時代を過ごす。

実践女子大学管理栄養士専攻課程を卒業後、すぐに管理栄養士国家資格取得。

同年、株式会社モスフードサービス入社。店舗勤務を経て、バイヤー部門に異動。

その後大手外食産業に転職し、統括マネージャーとして6年新商品開発・マーケティング戦略に携わる。

その後食品メーカーに移籍し、13年間マーケティング戦略と通販事業の立ち上げを経験したのちマーケティング部長に昇格。

携わった通販事業は立ち上げから2億円の売上となる。

お客様相談室も兼務し、2,000名以上の顧客対応をしながら、スタッフ育成や運営管理に携わる。

発達障害の症状の改善は薬ではなく栄養が大事と
気づいて欲しい

巴由紀子

自身のアトピーの重症化、息子の自閉症の診断で先が見えない日々

思えば、私は「食」と関わる人生を選択してきたように思います。

食べることは好きだったし、
商品開発が大人になってなりたい職業でした!

大学卒業後、管理栄養士の資格を取得。

大手外食チェーンで商品開発と販売促進の仕事に
携わることができました。

しかし、ここから私の人生では食にまつわる苦しい出来事が起こります。

社会人になって6年が過ぎるころ、過労がたたりダウン。

これを機に食品メーカーに転職を決意。しかし仕事上加工品の試食は逃れられず、添加物入りの試作品を日常で食べる生活は外食チェーンの時と変わらず強いられました。

その結果、37歳の時に突然アトピーの症状が重症化し、休職を余儀なくされました。

ですが、食事を徹底的に見直すことで
5ヶ月でアトピー性皮膚炎が大改善。

10カ月後、綺麗な肌で結婚式を迎えることができました。その後40歳で息子を出産します。

40歳にしては5時間で生まれる安産でした。

息子の障害の改善を目指して栄養療法を
勉強・実践

初めはそんなに苦労もない育児でしたが、1歳の頃、息子がなかなか歩かない、そして2歳の誕生日に笑顔が全くない。

言葉も全く出ませんでした。

これはおかしいと思い、保育園の先生のご指摘で療育センターで検査を受けました。

そして3歳で「知的障害を伴う自閉症スペクトラム」の診断を受けます。

奈落の底に突き落とされ、
絶望感でいっぱいになった経験をこの時にします。

しかしこの経験から分子栄養学に基づく「栄養療法」を知り、息子の障害の改善を目指して栄養療法を勉強しながら、食事改善・サプリ摂取を地道に続けました。
1年がたつ頃、少しずつ息子の自閉症も改善に向けて動き始めました。

6歳になると笑顔が増え、
こだわりや問題行動が激減。

パニックや癇癪が多かった息子が笑顔で穏やかにいる時間の方が多くなりました。

人見知りもなくなり、人に預けることができるようになりました。

自分と同じ辛い思いをしているお母さんを助けたい!

栄養療法を息子に実践して1年が経つ頃、息子の変化を見て「人間の身体は食べた物からできている」という理論は腑に落ちてきました。

この頃から私はブログに息子の栄養改善の実践記録と息子の実際の改善記録を投稿し始めます。

意外なことにその直後から「栄養改善について教えて欲しい」というメッセージを多く受けることが多くなったのです。

自閉症の記録を書いたブログのアクセス数が20万アクセスとなり、メッセージが100件以上ついたことがありました。

同じ悩みを抱えている発達障害児を持つお母さんがこんなにも路頭に迷っているなんて!

絶対に助けたい!この言葉が私の脳裏に降りてきました。

2020年、発達障害・栄養カウンセラーとしての道をあゆみ始めることに。

現在講座生は80名を超えています。

お母さんには罪悪感ではなく、子供への感謝の気持ちを持ってそして自分の人生をワクワクして生きて欲しいです!

そして心の強い活き活きしたお母さんを出来るだけたくさん増やしたい。

それが子供を救い、未来の日本を強くするのです。

これからも自分自身の活動について知っていただく活動をさらに続け、
1人でも多くの孤独で罪悪感から抜けられないお母さんを救いたいと思っています。